上場投資信託(ETF)について、基本的な知識や選び方、売買方法などをわかりやすく解説していきます。最近iDeCoとNISAが話題になっているので、株式に注目する方が増えてきていると思います。ETFとは、株式や債券、コモディティなどの特定の指数や資産に連動するように運用される投資信託の一種で、証券取引所に上場しており、市場価格で売買できるという特徴があります。それでは詳しく説明していきます。
上場投資信託(ETF)を知っておこう
ETFの特徴
ETFとは、Exchange Traded Fundsの略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。ETFは株式や債券、コモディティ(商品)などの特定の指数や資産に連動するように運用される投資信託の一種です。株式と同様に証券取引所に上場しており、市場価格で売買することができます。
ETFの特徴をまとめてみました。
- 簡単に分散投資ができる
- 費用が安い
- 値動きがわかりやすい
- いつでも売買できる
ETFの種類
2023年はビットコイン価格がかなり暴騰して大きく稼いだ方も多いです。なので、もっと投資について勉強してみたいと思う方は、ETFの種類も確認しておきましょう。ETFの種類をまとめました。
- 国内籍と外国籍のETF
- インデックス型とアクティブ型のETF
- 株式型と債券型とコモディティ型のETF
ETFのメリットとデメリット
ではここから、ETFのメリットとデメリットについて触れておきましょう。メリットは先ほど例に挙げた特徴と同じなので、ETF初心者の方は特にデメリットに注目して見ると分かりやすいと思います。
- メリット
- 分散投資ができる
- 費用が安い
- 値動きがわかりやすい
- いつでも売買できる
- デメリット
- トラッキングエラーが発生する
- 市場価格と基準価額との乖離が発生する
上場投資信託(ETF)の選び方
ある程度上場投資信託(ETF)を把握できたら、もう少し実践的な話をします。実際、どのようにしてETFを選べばいいのでしょうか?
ETFの選択基準
ETFを選ぶときには投資目的やリスク許容度に合わせて、適切なETFを選ぶことが重要です。以下のような基準やポイントに注意してください。
- ETFの連動する指数や資産の特徴を理解
- ETFの運用方法や費用を比較
- ETFの流動性やスプレッドを確認
ETFの評価方法
上記のETFの選択基準の他にまだチェックできるポイントがあります。下記の評価方法もしっかりチェックしてからETFを購入するといいです。
- 累積リターンと年間リターン
- リスクとボラティリティ
- トラッキングエラーとトラッキングディフェレンス
ETFのリスクとリターン
ある程度、株式の知識がある方だとリスクとリターンについてもしっかり考えて投資していると思います。初めて1年未満の方は必ずチェックしておいてください。
- リスクとリターンは一般的に正の相関がある
- リスクとリターンは個人の投資目的やリスク許容度に応じて、バランスをとる必要がある
上場投資信託(ETF)の売買方法
ある程度購入してみたいETFが決まったら、いよいよ売買していきます。
ETFの売買の仕組みと手順
ETFの売買の仕組み
- ETFは証券取引所に上場しているため、株式と同じように市場価格で売買できる
- ETFの売買には、一般的に現物取引と信用取引の二種類がある
ETFの売買の手順
- ETFの売買には、証券会社の口座が必要がある
- 注文方法や注文条件を指定する必要がある
- 取引手数料や税金などのコストがかかる
ETFの売買のタイミングと戦略
それでは、最後にETFの売買のタイミングと戦略についてお話します。
ETFの売買のタイミング
- ETFの売買のタイミングは、自分の投資目的や期間に応じて、決めることが必要
- ETFの売買の戦略は、自分のリスク許容度や資産の分散に応じて、決めることが必要