はるか昔から日夜多くの人たちが「確率」を考え試行錯誤しています。
確率を制するものは人生を制するなんて聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。本記事では、有名な数学の難問モンティホール問題と類似した問題をピックアップしてみました。数学的な実際の確率と今まで考えていた事が実は違っていて、
カジノなど、ゲームプレイする時に役に立つヒントが見つかるかもしれません。
モンティホール問題
まずは、有名な難問モンティホール問題。
その内容は「目の前に閉じた3つのドアがあり、1つのドアの後ろには賞品が、2つのドアの後ろには、はずれを意味するヤギがいる。回答者は当たりのドアを当てると賞品がもらえる。回答者が1つのドアを選択した後、司会のモンティが残りのドアのうちヤギがいるドアを開けてヤギを見せる。
ここで回答者は最初に選んだドアを、残っている開けられていないドアに変更してもよいと言われる。さてここでプレーヤーはドアを変更すべきだろうか?」という問題です。
ドアを変えても変えなくても確率は同じでは?多くの数学者たちを巻き込み論争になったこの問題ですが、実は答えはドアを変更した方が確率が高いという結論が出ています。
え!?どうして?と思われた方は、こちらのページで詳しく解説されていますので、
チェックしてみてください。
毒ワインのパラドックス問題
次に紹介するのは少し物騒な内容の毒入りワイン問題です。
内容は「1000本のワインの中に1本だけ毒入りのワインがあります。
一滴だけでも飲んでしまうと20時間後に死んでしまいます。
24時間でその毒入りワインを見つけないといけないのですが、
その場合最低何人に飲ませる必要があるでしょう?」
物騒な部分は置いといて、数学的な方法で考えてみましょう。時間に制限が無ければ1人でいつかはたどり着くのですが、時間制限がある場合だと答えが変わります。
1000本だから1000人?500人位いればできそう?
なかなかすぐに答えにたどり着くのは難しい問題ですが、考え方は、少ない人数にすると非常にわかりやすいですよ。
2本で1本が毒入りの場合必要な人数は?
答えは1人。 片方を飲んで24時間後に生きていたら、毒入りはもう片方のワインで、
死んでしまったら飲んだ方が毒入りワインですよね。
では4本では?
答えは2人。
例 1番と3番を一人が飲み、2番と3番をもう一人が飲む。
一人目が亡くなれば1番とわかり、2人目が亡くなれば2番とわかる。
2人共亡くなれば3番、二人とも無事であれば4番。
この様な考え方で考えていき、1000本では?
答えは意外な人数かもしれません。本記事の最後に書いておきますね。
詳しい解説を知りたい方は「毒ワイン問題」で検索すると色々な解説を見ることができますよ。
同じ誕生日の人がいる確率問題
次に紹介するのは、一つ前とは打って変わって微笑ましい問題です。
「学校などで40名のクラスがあったら、誕生日が同じ人がいる確率はどのくらいになるの?」という問題。
366日(2月9日含み)もあるのに40人しかいないなら同じ日の誕生日の人は少なそうですよね?
実は非常に高い確率で同じ誕生日の人がいるんです。
よく勘違いしてしまうのが自分と同じ誕生日では無く、誰かと誰かが一緒で良い事です。
考え方は、1人目と2人目が同じ誕生日の確率は非常に低いですが、
3人になると1人目か2人目どちらかと一緒の3人目という様に当たりが増えていく、というものです。
このように計算していくと最終的な確率としては約89%になります。どうですか?想像以上の確率ではないでしょうか?
まとめ
色々な数学の面白い問題をご紹介しましたが、実はこれをカジノに応用する事ができます。
カジノ映画にもなった「ラスベガスをぶっつぶせ」では、ブラックジャックをカウンティングして大金をつかむ内容が描かれていましたが、あちらも確率の応用でした。
他にも、バカラでもカウンティングが使えるって知ってましたか?
サイドベットも確率を上げる事ができるのです。こうした知識を身に着けると実際に試してみたくなりますよね。
是非、本場カジノに行く機会があったら挑戦してみてはいかがでしょうか?
足を運ぶのが難しい方は、どこでも遊べる!オンラインカジノランキングなどもありますのでお試しでプレイしてみるのもいいかもしれません。
毒ワイン問題の答えは10人。みなさんの予想は如何でしたでしょうか?